面白かった本(小説)

面白かった本(小説)

本の感想:三国志/三田村伸行

三国志〈1〉〜〈5〉 三田村伸行(著) 三国志は長編小説だし、登場人物が多くて読んでいる最中に誰が誰だか忘れてしまう、などというわたしのような三国志初心者は、これくらいが丁度良い。
面白かった本(小説)

本の感想:彼が通る不思議なコースを私も

彼が通る不思議なコースを私も 白石一文(著) 生きていくために必要なことは「自分を好きでいること」である。作中の「彼」である<椿林太郎>の言葉だ。
日記

本の感想:銀河鉄道の彼方に

銀河鉄道の彼方に 高橋源一郎(著) 銀河鉄道の夜を彷彿とさせるタイトルで、4cm程あるかなり分厚い本だ。 へんな話の寄せ集め、と言ってしまえばそれまでだ。それくらい<へんな世界>がこの本には登場する。
面白かった本(小説)

本の感想:万事お金

万事お金 源氏鶏太(著) 万事お金 (1979年) (集英社文庫) 自らもサラリーマンとして働く傍ら、小説を発表し一躍「三等重役」などのサラリーマン小説で有名になった源氏鶏太(げんじけいた)の作品。 昭和54年(19)に第一刷が発行されてい...
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本の感想:猫鳴り/沼田まほかる

猫鳴り 沼田まほかる(著) 「折り合いなんて、たぶん一生つかない」という言葉が印象に残った。
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本の感想:九月が永遠に続けば

九月が永遠に続けば 沼田まほかる(著) 沼田まほかるのデビュー作。 しかし、人間とは何と無力なのだろうか。
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本の感想:博士の愛した数式

博士の愛した数式 小川洋子(著) 記憶力を失った「博士」の言動がおかしくてつい笑ってしまう。 主人公であり家政婦の「わたし」とその息子「ルート」そして「博士」。この3人を結びつけている数学と博士の病気。最後にほろりとくる。記憶とはなんだろう...
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本の感想:重力ピエロ

重力ピエロ 伊坂幸太郎(著) サーカスの空中ブランコでピエロが飛びうつったときの記憶を主人公の泉水(いずみ)が振り返るシーンがある。 父と母のやりとりの会話だ。 「楽しそうに生きてればな、地球の重力なんてなくなる」 「そうね。あたしやあなた...
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本の感想:アントキノイノチ

アントキノイノチ さだまさし(著) さだまさしの本を読むと、ふだん見過ごしている『生と死』について考えさせられる。 感動する本を読んだ後、わたしはいつも思うことがある。 「これは絶対に自分には書くことが出来ない」 ということだ。
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本の感想:明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち/山田詠美

明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち 山田詠美(著) 人生よ、わたしを楽しませてくれてありがとう。 曾祖母が今際の際に書いた言葉から物語は始まる。