長野県出身のわたしから見た牛乳パン

長野県出身のわたしから見た牛乳パン そういう気持ち

牛乳パンって知ってる?」妻がスマホを見ながら聞いてきた。
オフコース!(もちろん)知っている。というか「子供のころ良く食べたよね」と言いかけてどうやらそれは長野県にしかないパン(いわゆるご当地パン)であることをその時知った。

なにやらテレビやSNSで取り上げられて銀座の長野県アンテナショップで牛乳パンに行列が出来たとか。
確かにわたしが今住んでいる茨城県で牛乳パンを見たことなかったなあ、とわたしはその時初めて気づいたのだった。でも正直なところその程度のパンだった。
ネットで見る牛乳パンを紹介しているサイトのようにどうしても食べたくなるようなパンでなかったことは確かだ。
というかパンなんて好みの問題ですよね。

小学生の頃、牛乳パンを食べたことは良く憶えている。
学校から帰っておやつに牛乳パンがあると「ああ、牛乳パンか」ぐらいのものだったと思う。
でも牛乳パンを紹介しているサイトで見ると、平凡だった牛乳パンがなにやら価値のありそうなものに見えてしまうから不思議だ。
世の中にはそうした価値のおしつけが溢れているように思う。
わたしは牛乳パンをもう一度食べたいとは思わない。自身の記憶に留めておくことにしよう。

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