そのうち分かる世界観

そういう気持ち

好奇心のかたまりだった赤ん坊の頃のわたしは、親がはらはらするような事もしたと思う。(たぶん)子どもの頃は多少の怪我をしたとはいえ、これまで運よく生き延びることが出来たわたしは、今文章を書いている。

最初は何も分からない。
例えるなら、上下巻ある小説の下巻から読みだすような感じが人生かもしれない。

下巻
登場人物の置かれている状況がまず分からない。(つまり自分の置かれている状況が分からない)
どうやらこの2人は一緒に旅をしているようだが、2人の関係は?
そもそも地球上の事が書かれているのだろうか?それとも遥か彼方宇宙の出来事か。
普通の人間だと思っていた登場人物が、実は人間の体格の3倍もある生き物だったとは!
ようやく下巻を読み終えて上巻を手にする。(この辺りからなんとなく世界というものを自分なりに解釈できはじめている)

上巻
ああ、ここで主人公を助けたのが一緒に旅をしていた人物だったのか。
地球が月と地球とに分裂する前の話だったのか。
主人公はもともと地球で生活していたのだ。
月を見ると懐かしい気持ちになるわけがようやく分かった。(謎だったことが明らかになってくる。でも依然として謎は残っている

情報の断片ばかりだったもの達が、寄せ集まって姿形を帯びてくる。
情報と情報とを結びつける何かを手に入れることが出来れば人は幸せだ。
生きていれば、そのうち分かる世界観
でもしかし、謎が謎を引き寄せる。好奇心は深まるばかり。
日暮れて道遠し」が今のわたしの正直な感想だ。

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