ロールプレイングゲームの小クエスト

そういう気持ち

RPG(ロールプレイングゲーム)には、最終目標を達成するまでの間に様々な小さなクエスト(=ちょっとした冒険)がある。
ドラクエで言えば、魔王を倒すという最終目標があるが、それまでに行く手を阻む敵と戦ったり、洞窟に眠る伝説のアイテムを探したりする。途中のそうした小クエストをクリアしないと最終目標には辿り着けない。

途中の小クエストの度合いによってRPGの魅力も決まる。これは割と人生に近い。
当然、途中の「ちょっとした冒険」が面白いとゲームにはまっていく訳だが、人生の場合、この小クエストは目に見えにくい。

人生の小クエストは、今おかれている状況でうまく振る舞うことかもしれないし、SNSの返信をそつなくこなすことかもしれない。あるいは、それは親子の対話かもしれないし、部活の先輩後輩のやりとり職場の上司と部下の関係かもしれないのだ。

目の前にいる人は、敵か味方か?
いやいや、そんな考えは捨ててこの小クエストをクリアする方法を考えていこう。
きっと自分を成長させてくれるためのアイテムを落としてくれるかもしれない。
ところで人生というゲームの最終目標だが、魔王がどこにいるのかさえわたしには分からない。

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