本の感想:プログラミングのはじめかた

本の感想:プログラミングのはじめかた

プログラミングのはじめかた
Unityで体験するゲーム作り

あすな こうじ(著)

わたしは特に4章の「面白い」と感じるのはどういう時だろう、という問いに対する著者の答えにはハッとさせられた。

本書は3章「はじめてのゲームづくり」と4章の「はじめてのゲーム企画」を読むだけでも価値があると思う。
短くゲームづくりのポイントを押さえているだけでなく、作り手に拡張(改良)させる余地も残してあり、何かやってみよう、考えてみようという気になるからだ。

本の帯に「知識ゼロでも大丈夫」「プログラミングをおぼえるのに最適な方法、それはゲームを作ってみること!」とあるが、わたしは後者を支持したい。

最初の「知識ゼロでも大丈夫」に関しては、知識ゼロだと厳しいよというのがわたしの意見だ。(まあ、帯に書いてあることなので著者の意見ではないと思うが…)
2つ目の「プログラミングをおぼえるのに最適な方法、それはゲームを作ってみること!」はゲームを作ったことのある人ならきっとほとんどが感じていることだと思うからだ。

この本の良い点

・本のサイズが小さい(新書サイズ、というか新書として出版されている)
・2章でプログラミングに必要な最低限の知識(変数、計算式、分岐、ループ、配列)が説明されている
・3章のはじめてのゲームづくりでUnityの特徴を簡潔に説明しながら1からゲーム作りができる!
・本がコンパクトで詰め込みすぎていないため、気軽に読める

この本の悪い点

文字が小さい(本自体が小さいためしょうがない。年配者にはきついかなぁ)
・3章のはじめてのゲームづくり以外は、ダウンロードしたデータを使ってください形式のため1から作る部分はほとんどない。(そのかわり3章はよくできている)
・Unityを1度はインストールして使ったことがある人向け

本書にちりばめられたコラムが読んでいて面白くかつためになる。
コラムにあった「ゲームを見ながらゲームを作るな」という著者の師匠の言葉は真理かもしれない。

ゲーム作りの本は沢山出版されているが、わたしは本書で始めて自分の買った本の全体を通して読んだ。
こうしたハウツー本を買うとき、わたしは全部読みもしないのに欲張っていろいろと網羅されている分厚い本に目が向いていた。
本書を購入してみて今までの自分の考えが間違っていたことに気づかされた。
よくよく考えてみると、一通りの過程を知ることができれば、あとはネットで調べることができる時代なのだ。

読んで終わりではなく、その先につながる書き方がいい本なのではないかと思う。

補足
本書のUnityインストールで説明されている「MonoDevelop」は、2018年10月現在では使えないツールとなっているため、「Microsoft Visual Studio Community 2017」のチェックを外さないでインストールしてください。
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