面白かった本(小説)

言葉

名言集:銀河英雄伝説6 飛翔篇

本の感想:銀河英雄伝説6 飛翔篇 田中芳樹(著) この巻あたりでは、著者はヤン・ウェンリーに言葉を託しているような気がしてならない。 “軍隊とは一国内における最強の暴力組織である” 「信念とは、あやまちや愚行を正当化するための化粧であるにす...
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名言集:銀河英雄伝説5 風雲篇

銀河英雄伝説5 風雲篇 田中芳樹(著) 「わしはかなり過激なことを言っておるようだな。だが、実際、建国の理念と市民の生命とがまもられないなら、国家それじたいに生存すべき理由などありはせんのだよ」 アレクサンドル・ビュコック 「独裁者を支持す...
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名言集:銀河英雄伝説4 策諜篇

銀河英雄伝説4 策諜篇 田中芳樹(著) まことに、人間は、みずからの意思によってのみ歴史と世界をうごかすものではないのだ。花粉をはこんで荒地にあたらしい花を咲かせる風に、意思はないが、たしかにそれは風の功績なのである。 ヒルダ 最後に生き残...
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名言集:銀河英雄伝説3 雌伏編

「一度も死んだことのない奴が、死についてえらそうに語るのを信用するのかい、ユリアン?」 ヤン・ウェンリー 「だが、民衆の自主性によらない前進が、前進の名に値するだろうか」 軍事的才能というものは、人間の能力のなかでも、きわめて特異な部類に属...
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名言集:銀河英雄伝説2 野望編

銀河英雄伝説2巻目「銀河英雄伝説2 野望編」の名言から。 銀河英雄伝説2 野望編 田中芳樹(著) これが個人レベルの問題であれば、人々はそのかたくなさ、おろかさを笑うであろう。それが国家レベルになると、権威とか尊厳の名のもとに、人々はあらゆ...
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名言集:銀河英雄伝説1 黎明編

銀河英雄伝説1 黎明編 田中芳樹(著) この物語が1982年に刊行されていることに驚きを感じる。 SFという分野においてなお、輝きを失っていないからだ。 銀河系を舞台に帝国軍と自由惑星同盟との戦いがこの物語の基軸である、といってしまうと善と...
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本の感想:涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱谷川 流(著) 「東中学出身、涼宮ハルヒ」「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」 高校生になった主人公の俺こと「キョン」(主人公の中学時代あだ名)...
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サンタさん親だと知った聖夜かな

わたしの子供たちがサンタがいないと知った日はいつの頃だったろう。 クリスマスが近づくと「父ちゃんはサンタさんに何お願いするの?」と話してくれたはは今は昔。 その頃だったかどうか忘れたが、わたしの息子が「この話絶対いいよ」と教えてくれた星新一...
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本の感想:走れ!T校バスケット部

走れ!T校バスケット部 松崎 洋(著) 個人的にバスケットボールが好きなので読んでみようと思った本。 タイトル通り、青春真っ只中の高校生が繰り広げる爽やかサクセスストーリーだ。 本作は映画化(2018年11月上映中)されているが当然と言えば...
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本の感想:檸檬

檸檬 梶井基次郎(著) 31歳でこの世を去った梶井基次郎(かじい もとじろう)の作品集。 写真のこの夏に買った新潮社の単行本はまさに檸檬の色をした仕様の装丁だった。 わたしが単純に黄色が好きなので買い求めた本だったが、読んで見るとそういう視...