面白かった本(小説) 本の感想:都市伝説セピア 都市伝説セピア朱川湊人(著)わたしの中で、著者の朱川湊人はもっとも「昭和」という時代の空気を感じさせてくれれる作家だ。朱川湊人の描くホラー小説は、血なまぐさいというよりどことなく物悲しい雰囲気を含んでいる。もう帰ってこない時代の空気というの... 2012.07.16 面白かった本(小説)
面白かった本(小説) 本の感想:ぼくは勉強ができない 「ぼくは思うのだ。どんなに成績が良くて、りっぱなことを言えるような人物でも、その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする」ー 本書より僕は勉強ができない山田詠美(著)本書のタイトル『僕は勉強ができない』は、主人公でもある1... 2012.07.15 面白かった本(小説)
面白かった本(小説) 本の感想:人間豹/江戸川乱歩らしくない小説 人間豹江戸川乱歩(著)少年探偵江戸川乱歩全集〈44〉人間豹怪人二十面相で有名な江戸川乱歩の少年探偵シリーズの44巻目の本です。最初の少年探偵シリーズの巻に比べるとかなり文体が違っており、話の展開がやや急な感じのする本です。本当に江戸川乱歩が... 2012.05.29 面白かった本(小説)
面白かった本(小説) 本の感想:「ボロボロになった人へ」 – リリー・フランキーは、現代社会を笑い飛ばし、ちゃかすような振りをして、物事の本質を描いている ボロボロになった人へリリー・フランキー(著)なにかに、つまずいている人の方が、魅力的だと思う - リリー・フランキーという本の帯の言葉が目が止まり、買った本です。「自分なんて...」と考えている人は読んでみるといいと思います。「事実は小説よ... 2012.03.31 面白かった本(小説)
面白かった本(小説) 畠中恵「しゃばけ」を読んでみた。江戸時代の妖(あやかし)たちをみて、自分の「神さま」について考えた しゃばけ畠中 恵(著)/新潮文庫学生に「しゃばけって本、知ってますか?」と言われて、興味をもち読んでみた本。しゃばけとは、「俗世間における名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心」とのことです。 2012.03.24 面白かった本(小説)
面白かった本(小説) ホッとした後の不安感・越谷オサム著「陽だまりの彼女」の感想 最後まで読んでみると、不思議といい本だったと感じるのはなぜでしょうか?そして、心になにかひっかかりを感じ、もう一度自分の人生を思い返したくなるのです。 2012.01.30 面白かった本(小説)