長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

自由律俳句:春

埴輪の目の先にわたしがゐる 咲く花の静けさ
長崎瞬哉(詩人)

チルルからノイへの短い手紙(旅の無い星)

どうやらコメノ先生の話では、最近チルル宇宙局のメンバーがノイの移動の仕方についての研究を開始したらしい。驚く事にノイたちは移動にかなりの時間を使うようだ。それは想像を絶する。
長崎瞬哉(詩人)

川柳:顔

テレワーク やっと見れたよ 君の顔
長崎瞬哉(詩人)

俳句:夜風

春荒れや 梅に夜風の 心地よさ
長崎瞬哉(詩人)

川柳:with コロナ

売れてない 芸人いつも 無観客
長崎瞬哉(詩人)

川柳:父母

だれも死ぬ 教えてくれた 父と母
長崎瞬哉(詩人)

俳句:月夜

燃え尽きぬたき火夢見る月夜かな 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:青空

この空の 青さ遠くの 君に届けば
長崎瞬哉(詩人)

詩:落ち葉

わたしには枯れてなお枝に残っている葉が聞き分けのない子どもに見える。
長崎瞬哉(詩人)

短歌:四字熟語

四字熟語 最近憶えた 不要不急 いまだに意味が わからないけど