8月6日の空

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『全ては想像力から始まる』というSF作家の言葉がある。
2012-08-04 at 18.58.09
【写真/2012年8月4日18時58分 東京の空】
小さい頃のわたしにとっては空を見上げることは想像力を刺激することだった。
それは大人になった今でも同じだ。


空を見ることが好きで、小学生の頃は昼夜関係なしに空を見上げてばかりいた。
寝転がって空を見たり、雨や雪が降っているときでも見上げて楽しんだ。
夜には星が綺麗に瞬く長野県に住んでいたので、わたしは星も好きになった。
夜空にぱっと散る流れ星は光がとても強いものもあった。
流れ星が去ったあとの空は何もなかったかのように静まり返り、わたしは暗闇に一人取り残されたようで恐くなった。
あとになって考えると夜の闇が恐かったというよりも自分の存在が恐かったのかもしれないと思うようになった。

流れ星の光はわたしに自分の存在を認識させてくれたが、1945年8月6日に広島の人々が見た瞬間、何を思っただろうか。
2012年8月6日朝日新聞の天声人語に原爆を作ったアメリカ人科学者たちの話が載っていた。
原爆投下に成功した科学者たちは、パーティーを開いて成功を祝った。
そのころ広島では多くの人々が苦しんでいた。
若い科学者の中にはパーティーの最中、吐くものもいたことがせめてもの救いだった、とある。
せめてもの救い..人間の所業
同じ地球で起きていることは、わたしの想像のはるか先をいってしまい辿り着けない。

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