2019年5月のメモ

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高度な技術は魔法と区別がつかない

岡嶋裕央/「プログラミング教育はいらない」より

目から入ってくる情報ばかりに頼るようになった。

2019.5.6付 朝日新聞/天声人語

スマートフォンはいまや身体の一部になり、私たちはまさに日常と非日常の境目が溶けだした世界を生きている。大人も子どもも日夜スマホで他者とつながり、休みなく情報を求めて指を動かし続ける。そうして現れては消える世界と戯れている間、私たちはほとんど何も考えていない。スマホは出口が見えない社会でものを考える苦しさを忘れさせてくれる強力な麻酔になっているのである。

高村薫/作家

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