2012-07

そういう気持ち

成長しろと世間は言うけれど

成長が強制されているような気がした。 わたしはそういったことが中学生時代や高校生時代に何度かあった。 「しあわせは〜あるいて来ない。だ〜からあるいていくんだね〜」で始まる水前寺清子の歌『365歩のマーチ』では、 人生について「三歩進んで二歩...
日記

時計のない部屋

わたしの家には時計のない部屋がある。 正確にいうと時計はあるが、止まっている。 2011年の3月11日、震災が起きた時刻からその部屋の時計は止まったままだからだ。 【写真/2012年3月11日14時49分53秒 人類の進歩と調和】
そういう気持ち

コミュニケーション力は仕事の中でしか身につかない

「コミュニケーション力は仕事の中で身につくもの」という言葉に出会った。 【写真/2012年6月30日 公園の遊具から顔を出す】 ここでいう、「仕事」とは何かの「役割」や「係」というものに置き換えてもいいとわたしは思った。 要するに「今日はあ...
児童書のおすすめ本

本の感想:りっぱな兵士になりたかった男の話

りっぱな兵士になりたかった男の話 グイード・スガルドリ(著) りっぱな兵士になりたかった男の話、である。 なりたかったのである。 実際に主人公のカスパールは「りっぱな兵士」にはなれない。そして最後に「りっぱではない」あるものになれる。
面白かった本(その他)

本の感想:ARRIVAL(アライバル)/字のない絵本

「両親へ」と冒頭にある。 この絵本の一番の特長は、タイトルと「両親へ」意外には文字が無いことである。
面白かった本(その他)

本の感想:異国トーキョー漂流記/自分探しに飽きたら読んでみてください

異国トーキョー漂流記 高野秀行(著) 軽妙な文章だが、軽薄ではない。ここで語られる著者が出会った8人のガイジンたちとのやりとりはどれをとっても面白く、最後になぜかホロリとさせる。 わたしが生まれた頃より、今の日本はガイジンに出会う機会が多く...
アイデア

お金で買えないもの

お金を持っていないわたしの息子は、遊戯王カードやデュエルマスターズカードが買えないため、ときどき自分で紙を切ってそこにモンスターを描いて自作のカードを作る。 笑えい、笑さん(わらえい、しょうさん)カード 自分のギャグで、相手を笑わせたら、こ...
児童書のおすすめ本

本の感想:宇宙のネロ/星新一ショートショート

「自分の星のために、よその星のものを、勝手に持ち出そうということです」  ー 『待機』より 著者の星新一は、常に人類を客観的にみている。 宇宙のネロ 星 新一(著) 読むと10分以内に、どんでん返しが訪れる話が、星新一の描くショートショート...
日記

場所を作る

「起きて半畳、寝て一畳」という諺(ことわざ)を口にする人も今はいない。 【写真/2012年6月30日 遊ぶ場所・公園】 人は場所を作る生き物だと思う。 住む場所である家に始まり、勉強する場所である学校、仕事する場所である会社、人が集まる場所...
デルトラクエスト

本の感想:デルトラ・クエスト3〈4〉最後の歌姫

真実、希望、力、神力、誠実、名誉、幸福。 7つの宝石と7匹の竜。 全15巻あるデルトラクエストシリーズの最終巻です。 デルトラ・クエスト3〈4〉最後の歌姫 エミリー・ロッダ(著) 主人公リーフ達、そしてデルトラ王国は、幸福を手にすることが出...