賞味期限の賞味期限

食べ物には賞味期限や消費期限という不思議な期限があり、この期間を過ぎると生産者やメーカーは美味しく食べられる保証や安全面での保証はしないのだそうだ。
1995年から施行されたこの制度は、製造年月日などにかわるものとして登場したが、製造年月日や賞味期限を偽装し悪用する人も多い現在、あまり意味のない制度のような気がする。
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【写真/2012年11月20日 横須賀バーガー】


わたしは牛乳や卵などは1週間くらい過ぎても飲んだり食べたりしているが、味にこれといって変化はない。
食べ物なら自分の鼻で匂いをかいでみれば大抵は腐っているかどうかは分かるし、食べて変な感じなら吐き出せばすむ。表示をみるだけで安心せずに自分の鼻や感覚で確かめればいいのだと思う。
よく、賞味期限が近い日になっている食品を避けて新しいものを買おうとするが、一日くらいなら生ものでもない限り変わらないのではないかと思ってしまう。
以前近所にあったコンビニでは、おにぎりなどが賞味期限を過ぎてふつうに置いてあった。食べてから古いことに気づくのだが、表示を見ない限りは特に気になるような味でもなかった。ただそれ以来食品の賞味期限をよく見て買うようになったが。
自分の感覚で判断することは大事で、情報に頼りすぎてしまうと肝心な直感が退化する。物事が偽装されているとしたら尚更だ。
製造年月日、賞味期限の次は廃棄期限とでも表示されるようになるのだろうか。
わたしが子供のころは、お店に腐りかけの商品も時々並べられていたものだが、最近では目にする事がなくなった。わたしが旅したアルジェリアでは、もう腐っているのではないかというような果物などが普通に店頭に並べられていた。たぶんすぐに捨てたりはしないのだろう。日本では腐る前に捨ててしまう。
食品が腐っていくのは自然の成り行きなので、そうした過程をみることなく過ごす事ができる現代はある意味不自然だ。
賞味期限を偽装したり、産地を偽装したりと世の中はうそつき天国だ。
腐ったものや汚いものを見せないこの世の中の賞味期限はいかほどかと思う。

コメント

  1. V.X より:

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    はじめましてこんばんは。
    このブログでは初めてコメントさせていただく事になるV.Xです。
    画像の横須賀バーガー・・・かなり量があり美味しそうです。
    お値段はいくら位でしょうか・・・?
    賞味期限・・・私も前職では賞味期限が新しいのは最後列に置き、古いのは最前列に置くよう上から指示を受けたり、
    商品の整列でも賞味期限を確認しながら並べたりしました。
    そして先日、学院でうどんや燻製を作ったとの記事を読んで私も「一歩を踏み出す」という意味で初めてクリームシチューを作りました。
    材料を切るのに時間がかかったりしましたが自分で作るだけにかなり美味しく出来上がりました。(炒め方は家族からアドバイスをもらいましたが)

  2. mrgarita より:

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    V.Xさん
    横須賀バーガーは、大人の男の人が手をパーにしたくらいにビッグな大きさで食べ応えがありました。
    大きさもビッグですが、お値段もビッグでした。1000円はしない位。美味しかったですよ。
    横須賀駅から程近い「どぶ板通り」というところにお店が沢山ありました。
    mrgarita

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