読書と時間

そういう気持ち

本を読んでいる時間、わたしは時代や場所を超えて存在している気がする。

読書の1時間は楽園から盗まれた時間だと、イスラム教徒がいうじゃありませんか。

トマス・ウォートン『サラマンダー  無限の書』より

こんな言葉通り、読書の時間と現実に起きている時間は一致しなくなる。
わたしは自分の部屋で本を読んでいたのに、身体は別の時代の異国の人物になりきっている。

人類にとって時間はどうすることも出来ない代物だ。
しかし、読書はわたしを時間から解放してくれる。

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