本の感想:よるのおさんぽ

よるのおさんぽ
坂元 純、金 斗鉉(著)
よるの おさんぽ (講談社の創作絵本)
これは絵本なのか?と読んだとき感じる本。
「けんちゃんは眠れない夜、パパとお散歩に出かけます。」
途中で冷たいジュースを買って…


寂しそうな物語の始まり。
そして実際にリアルな悲しさに絵本ということを忘れます。
パパは泣いているのにけんちゃんは泣かない。
子供の方がきっと大人より精神的に強いのでは?と考えさせられます。
けんちゃんにはママがいなくても、けんちゃんの心の中にママがいるのです。
「年をとるほど涙もろくなる」といいますが、わたしたちは「年をとるほど精神的に弱くなっている」のではないでしょうか。

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