Windowsパソコンを使ってホームページを閲覧していると、思わず心が「おっ」となるフォントがある。
日本人の河野英一氏が作った「メイリオ」だ。
ブログやニュース記事で見やすいなあと思う記事は大抵このフォントを使っている。
わたしはMacも使っているが、出来るならMacにもこの「メイリオ」が搭載されないかなあと考えてしまう。
それ位見やすいフォントなのだ。
作った河野氏は、イギリス在住で、ロンドンの電話帳を10%削減するフォントを開発した功績を持つ。フォント一つで、そこまで出来るのかと感動してしまう。和文と欧文の両方混在する文章は日本人なら普通に接することになるが、そもそもこのメイリオは和文と欧文の混在する文章を表示することに最適なフォントとして開発されたのだ。
普段接するものこそ、良いものを使うべきだというが、パソコンでいうならフォントもその一つなのだろう。
デジタルな世界でもアナログ的な素質を持つ職人は沢山いる。
コメント
お久しぶりです。
メイリオ使うとすごくキレイなページになるので私も好きです。
ただ、未だに世間はwebシステムの要件にie6を提示してくるのでメイリオをまともに使えた事が無いです。
css3やメイリオフォント等の様にwebでは良いものがどんどん生まれて行くのに もったいない
コメントありがとうございます。
たしかにもったいない…
ie6ですか。
ブラウザを普及させたという意味ではie6は素晴らしい功績を持ちますが、同時に負の遺産ももっていますよね。
ただ、ie6の全盛期はここまでブラウザが主要な位置を占めるとは思われていなかったんでしょう。
となると、今使っている便利なソフトもいづれ足手まといになる可能性もあるということかも、などと考えてしまいます。
Shuichi Takeda様
偶然に本ページ拝見、メイリオへのご感想、うれしいです。
2015年に英国の友人と共に長崎を訪問しました。
いつかお会いできて歓談の時があればと期待しております。
河野英一
河野英一 様
武田修一と申します。
メイリオ作者ご本人からコメント頂けるとは!ありがとうございます。
長崎はわたしの父の故郷です。わたしも好きな場所です。
わたしはほぼ毎日メイリオを使っています。
仕事柄プログラミングを学生に教えているので、アルファベットがはっきりとわかるフォントが大事になってきます。
フォントによっては、英小文字の「l」(エル)と英大文字の「I」(アイ)が同じに見えてしまう場合があります。プログラミングではこれはNGです。
最近Windowsで流行のフォント游ゴシックは見た目もすっきりとしていいのですが、小文字のエルと大文字のアイが同じに見えてしまいます。游明朝は、見間違いはないのですが、すこし堅い感じです。
メイリオはその点、違いがはっきりとしており、英字の見間違いがありません。
日本語もはっきりと見やすく綺麗ですし。本当に感謝しています。
ぜひご友人ともどもお会いしたいですね。次回、日本にお越しの際は i.mrgarita@gmail.com 宛にご連絡ください。
茨城でお待ちしています。