ラズベリーパイ:aplayでオーディオカードが認識されない「ALSA…」エラー

ラズベリーパイB Raspberry Pi

ALSA lib pcm.c:2217:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.front
ALSA lib confmisc.c:768:(parse_card) cannot find card ‘0’
ALSA lib conf.c:4241:(_snd_config_evaluate) function snd_func_card_driver returned error: No such file or directory

ラズベリーパイで、aplayコマンドを実行したときに発生したエラー。
わたしの場合は、

sudo rpi-update

を使ってカーネルのアップデートを行いリブートした後にaplayが使えなくなってしまった。

以前オーディオ出力の設定がAutoだったとき音声が鳴らないときがあった。その際は、raspi-configの設定で治った記憶があった。

sudo raspi-config

を起動し「Advanced Options」->「A9 Audio」を選択する。
イヤホンジャックにつなげたスピーカーから音声出力をしたかったので、「1 Force 3.5mm (‘headphone’) jack」を選択する。前回はこれで音声が再生されたのだが、今回は、エラーが出ている。

There was an error running option A9 Audio

色々と調べて行き着いたサイトは英語ページ。

Setting Up an Inexpensive Raspberry Pi 2 as a Cheap Frontend to MythTV with MythFrontend -- Linux Crumbs

英語が不得手なわたしにもわかりやすく書かれているサイトだ。(対処法表現のシンプルさは英語ならではだ、と思う)

訳すと

/boot/config.txt を編集せよ、と書いてある。

エディタnanoを使って編集。(もちろんviエディタでも良い)

sudo nano /boot/config.txt

ファイルが開いたら最後にこう付け加える。

# Enable audio (loads snd_bcm2835)
dtparam=audio=on

最初の行は「#」で始まるためコメント行。(なくても良い)
下の「dtparam=audio=on」の部分のみ付け加えれば良い。

nanoの操作方法は、矢印キーでカーソル移動、保存は「Ctrl+o」で終了は、「Ctrl+x」

編集が終わったら、「sudo reboot」でラズベリーパイを再起動させると「raspi-config」のオーディオ設定でエラーが出なくなり、aplayコマンドも使えるようになった。

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