任天堂の初代ファミコン(=ファミリーコンピュータ)には、周辺機器としてキーボードが存在した。
確かファミリーベーシックというプログラミング言語が利用できたのだ。
ゲーム機にプログラミングできる環境を用意してあったことが時代を先取りしている感があるが、ファミコンが発売された時代は、コンピュータ = プログラミング という時代だった。
コンピュータを買うとBASICというプログラミング言語を使ってコンピュータを操作しなければならない時代だったのだ。だからファミコンにキーボードがあってもあまり驚きはなかった。
今だと決定キーはEnterキーという刻印がされているが、ファミコンの決定キーはRETURNである。
なかなか渋い。
RETURNキーをはじめ、SHIFTキーやスペースキーなどが、ファミコンの色を基調とした赤である点も魅力的なキーボードである。
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