物を捨てる前に何か有効な手段は無いかと考え、数年前から古着を寄付している。古着なので寄付できるようなものばかりではない。どう見ても使えないような服や襟口がボロボロになったよううなTシャツは、洗濯機で洗ってから大体20cm四方に切ってウエスにすることにしている。
わたしの家では醤油など床にこぼしたりしたときや、油よごれのひどい鍋などをウエスを使って拭いている。床に何かこぼした時は、いつも子どもに「ウエスで拭きなさい」とわたしが言うので、「何でウエスって言う名前なの?」と聞かれたことがある。
ウエスは英語の「waste cloth」からきているようだ。
「waste」は、「無駄」とか「ぼろ」とか「廃棄物」とか言った意味らしい。
「waste cloth」が訛ってウエスになったという。
実は「服」であった時より、「拭く」の時の方が活躍しているのではないかと思うウエスさんである。
服をそのままごみ箱に捨てると悲しい気持ちになるが、ウエスにして汚れたものを拭き取ってから捨てると「ありがとう」という気持ちになるのはなぜだろうか。
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