本の感想:やめないよ/三浦知良

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やめないよ
三浦知良(著)

やめないよ (新潮新書)

「やめない」という言葉の意味は「あきらめない」ということだろうか。

本書は、あとがきにあるように三浦知良が「サッカー人として」というタイトルで日本経済新聞に掲載したコラムをまとめたものである。
見開き2ページで一つの話が終わるので、読みやすい。わたしは自動車で通勤するときの信号待ちで読んだ。
カズ本人が書いているからか文体は軽い。
スポーツ選手が、最盛期を過ぎてもやめずに選手生命を続けいてる様を見ると、わたしは素直に感動してしまう。
過去の栄光を捨てて別の次元にいる人のような気がするからだ。
野球でいうなら工藤公康、野茂英雄、サッカーで言うならこの三浦知良だと思う。

マスコミの日本サッカーに対する評価に対する不正確さをカズ本人は何度も指摘している。マスコミの流した日本サッカーの評価が一般人であるわたしたちの日本サッカーに対する評価になっていることを危惧しているのだ。
一言でいってしまえば、今の日本はサッカーにおいて、マスコミの流す情報ほどは世界の中では強くはない、ということだ。
これは15歳でブラジルに渡ったときから長年サッカー界を背負ってきたカズの本音なのだろう。

本書で知ることが出来るのは、カズが本当にサッカーが好きだということ。
そして、もう一つ。
頭で理解できるものは文化ではないことだ。

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