健康志向のIT機器たち

健康

わたしは健康に関しては、なるべく歩くことぐらいしかやっていない。
食事は腹八分でやめにして...と昔一緒に住んでいたばあちゃんが言っていたような事しか実践していない。
ばあちゃんは実際94歳まで生きたので、説得力はある気がする。

最新のApple Watchは、つけていると心電図まで測定できるそうな。しかもタイムリーなニュースとして、アメリカでApple Watchをつけた人が「心房細動」の警告が何度もでるので病院に行ったら実際に「心房細動」と診断されてApple Watchが人の命を救ったとして話題になっている。(ひねくれ者のわたしとしては、Apple Watchを売るためのニュースにしか見えないが)

Apple Watchの心電図アプリが早速ユーザーの命を救う https://iphone-mania.jp/news-234986/

スマホのアプリも最近はやけに健康志向のものが増えてきた。
日本は超高齢化社会に突入していてジジババが増えているので、この傾向は仕方がない。しかし、IT機器で健康をなんとかしようという心がわたしは気に入らない。なぜ気に入らないかと言うと自分で判断する気がゼロだからだ。どこの誰だかわからない人が作った機械やソフトウエアで自分の健康までお任せして怖くはないのだろうか?
もし、Apple Watchがハックされ(機器が乗っ取られて嘘の情報をユーザに与えたり、ウイルスに感染したりして)気づかずに使い続けていたら?などと考えると自分で判断することは捨ててはいけないと思う。
ネットの中にすべての情報があるのではなくて、自分と自分の周りにすべての情報がある。寿命は上がったが判断力は下がったのが現代だ。

追記:

正直なところ40~50歳くらいまで生きたら十分じゃん、とわたし自身は思っている。
江戸時代よりもっと前ならとっくに死んでいたかもしれないので。
ここまで生きたらあとはおまけぐらいの気持ちでいいのではないだろうか?

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