XAMPPを使ってワードプレスをローカル環境で動かす

ワードプレスは便利だ。しかし、テーマやCSSを変更したい場合、オンライン上での変更は、最悪の場合表示できなくなる。

サイト内のデータがほとんどない場合は、テーマやCSSなどガンガン変更しても影響はないが、ある程度の期間サイトを運営している状態だと、オンライン上でのテーマやCSSの変更は少し恐い。
外観のテーマを色々と試したりCSSを変更したくなったので、XAMPPを使いワードプレスをローカル環境で動かすことを試みた。
以下は、そのポイント。

XAMPPでは、データベースのユーザ名は、デフォルトで「root」。パスワードはなし。MySQLのホスト名は、「localhost」になる。
データベース名は、XAMPPのphpMyAdminでデータベースを新規作成した名前にする。
これをXAMPPで使うため、wp-config.phpのMySQLデータベース部分の設定は以下のようになる。

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'root');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

XAMPPからApacheを起動して、構築したワードプレスサイトにアクセスしても、「登録は無効化されました。」と表示されてしまう場合は、マルチサイト構築関連の設定が原因かもしれない。
わたしは、マルチサイト構築のための設定をしてあったので、以下の記述をコメントアウトすると正常に接続できた。

/*
define ('WP_ALLOW_MULTISITE', true);

define('MULTISITE', true);
define('SUBDOMAIN_INSTALL', true);
*/

このままでもワードプレスサイトの表示はされるが、リンクをクリックするとネット上のサイトに移動してしまったりする。
そんなときは、ダッシュボードにログインし、<設定>ー<パーマリンク設定>で、パーマリンク設定をし直す。
もし、表示されているパーマリンク設定が変更されていなくても、再度<変更を保存>を押したほうがいい。
これで、リンクもローカルサイトでの相対リンクとなる。

わたしはBackWPupでバックアップしたファイルをXAMPPのローカル環境で構築し、再現してみた。
ダッシュボードへのログインなども問題なく、もともと設定してあったユーザとパスワードでログインできた。
趣味のサイトならオンライン上でのテーマ変更やCSS変更もいいが、企業サイトなどではバックアップや試用してから公開などのリスク管理は、必要だと思われる。なぜなら、営利目的でのホームページであるから。

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