短歌

長崎瞬哉(詩人)

短歌:家族

つかの間の 家族といふは 有難き一人一人が 過ごす夢かも
長崎瞬哉(詩人)

短歌:青春

無理だって今なら分かる あの頃はなんにも見えず 君を見ていた
長崎瞬哉(詩人)

短歌:暗がり

もし夜に電気をぜんぶ 消したなら
長崎瞬哉(詩人)

短歌:幸

一筋の朝日その葉を 照らしたり
長崎瞬哉(詩人)

短歌:東京

夜を往く人と車と自転車と景色となりて 街にとけこむ
長崎瞬哉(詩人)

短歌:停電

停電で ブログ更新 できないがネタはいくつも 浮かんでくるよ
長崎瞬哉(詩人)

短歌:車窓

君が目を開いていても いなくても車窓の景色 流れ続ける
長崎瞬哉(詩人)

短歌:子供

声上げて泣く子はどこかうらやまし
長崎瞬哉(詩人)

短歌:寂しがり

ちょっかいをだしてくる君 過去のボク目の奥みえる 誰かかまって
長崎瞬哉(詩人)

短歌:未来

ごめんねも言わぬあなたに 腹を立ていつか笑顔で それを語るよ