児童書のおすすめ本

児童書のおすすめ本

本の感想:せかいのひとびと

せかいのひとびと えとぶん/ピーター・スピアー せかいのひとびと (児童図書館・絵本の部屋) 「いま 地球には どのぐらい 人が いるか 知っている?」 でこの本に引き込まれる。 絵本に分類されるが、書いてある文章を読むと大人で15分くらい...
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本の感想:江戸川乱歩/怪人二十面相

怪人二十面相 江戸川乱歩(著) この本は、わたしが通っていた小学校の図書室に置いてあった。 何冊あったかは忘れたが、とにかくこの「怪人二十面相」シリーズは沢山置いてあった。 表紙絵がおどろおどろしく、それがまたこの本の内容にあっていた。 わ...
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本の感想:星の王子さま/サン=テグジュペリ(著) 正真正銘の大人とはなにか

星の王子さま サン=テグジュペリ(著) 内藤 濯(訳) わたしは、この本の挿絵がすきだ。宮沢賢治がいう「すきとおったたべもの」のようだ。 訳者あとがきにある通り「童話の域を超えている童話」であり、名言のオンパレードだ。 読んだ年代によって立...
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みんな何かの役割をもって生まれてきた/「ぼくは戦場カメラマン」渡部陽一(作)を読んで

ぼくは戦場カメラマン 渡部陽一(作) ぼくは戦場カメラマン (角川つばさ文庫) それが「ぼくにできること」なのです。 と、この本の作者である渡部陽一は、最後に読者にこう語りかけている。 「人は何かの役割を持って、みな生まれてきた」という以前...
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子どもは、怖い話が大好きだ。なぜなら、そこに「死」のリアルがあるからだ/怪談レストラン32「死神レストラン」

死神レストラン (怪談レストラン32) 責任編集 松谷みよ子/絵 たかしよしかず 息子がこの本を読んでいるところを見たとき、漫画を読んでいるのかと思っていました。 サイズが漫画本と同じで、装丁も漫画のそれに似ていたからです。 中身は「いない...
デルトラクエスト

たいせつなのは、自分の役目を果たすってことでしょ/デルトラ・クエスト3<2>影の門を読んで

デルトラ・クエスト 3〈2〉影の門 エミリー・ロッダ(著) 影の大王に仕掛けられた「四人の歌姫」の第2話です。 世の中には、「助けて!」を言えずに助けを求める人びとがいます。 今回の「北の歌姫」にとらわれた「ある人物」はまさにその人かもしれ...
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本の感想/倉本聰著 – 「ニングルの森」を読んで

小学校3〜4年生から読むことが出来ると思います。 人間以外の視点から人間について語った本は多くあります。 本書は、ニングルの目を通して見た人間ということになります。 【写真/2011年11月3日 ツインリンク茂木ハローウッズの住人】 人間が...
デルトラクエスト

本の感想:デルトラ・クエスト3 竜の巣/国民は常にだまされ、国は維持されていく

デルトラ・クエスト III〈1〉竜の巣 エミリー・ロッダ(著) デルトラ・クエストⅠ、Ⅱにつづく、第3章となるデルトラ・クエストⅢは、この「竜の巣」をはじめとする全4巻です。 政治を行う「官」とそれに従い意見する「民」のはざまで揺れ動く主人...
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銀河ステーションに、わたしたちもきっと降りたつ/宮沢賢治・銀河鉄道の夜を読んで

銀河鉄道の夜 宮沢賢治(著) 宮沢賢治の壮大なファンタジー「銀河鉄道の夜」は、児童書というには、気が引けます。 人間にとって最大の関心ごとである「生と死」について書かれた本だからです。 でも、だからこそ小学生時分の学生さんには読んで欲しい本...
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まんじゅうのあんこと皮の関係は全てのことにあてはまる/児童書「つみつみニャー」を読んで

つみつみニャー 長 新太(著) 想像力のある本です。 本をよく読むお子さんであれば、小学校1、2年くらいから読めると思います。 もちろん高学年でもわたしのような大人が読んでも面白い本です。 作者の長新太さんを絵本「キャベツくん」でご存知の方...