長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

川柳:還元

電子マネー 使って戻る ボクの税 長崎瞬哉/キャッシュレス還元は税金から
長崎瞬哉(詩人)

川柳:方向音痴

この景色 方向音痴に 感謝する
長崎瞬哉(詩人)

川柳:心の扉

その扉 分かりにくいね 見えなくて 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

暴風に耐える草木を見た夜は

目をとじて聞け 天の歌声 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

川柳:霧

消臭と 言う名のスプレー 君を消す 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

川柳:泡

ジャグジーが 突然止まって 屁がばれる 長崎瞬哉/もっと沢山出せば、ばれなかったかも!
長崎瞬哉(詩人)

続・夢十夜/第四夜『橋』

続・夢十夜/第四夜『橋』 こんな夢を見た。 どうやらわたしはジョギングをしている。 家から出発して、ある橋のたもとまで来ていた。 橋は少し古いらしく、対面通行になっている車道の片側だけに歩行者用の通路がついている。ジョギングで走る分には問題...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:落葉

柿の実を 夢見て色づく 落葉かな 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

鬼ごっこ

『鬼ごっこ』/長崎瞬哉 また鬼になってしまった。 ヒロシは少しうんざりしていた。昼休みのほんの数十分とはいえ鬼ごっこの鬼になってしまったのだった。ヒロシはどちらかと言えば友達づき合いの悪い方ではない。当然、クラスメイトに鬼ごっこしようと言わ...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:秋色

ひと夏の 思いこの手に よしず巻く 長崎瞬哉