本とネットの共通点

本をよく読むようになった。
最近は子供が図書館で借りてきた本の中から試しにちょっと読んでみることもある。
趣味趣向が違う人の本はそれだけでためになる。いつもとは違う世界が見れるので。
ネットでも他人に紹介されたページを見ることは面白い。
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【写真/2012年10月17日 図書館で子供が借りたレインボーマジックシリーズ】


本とネットの共通点はいくつかあるように思う。
わたしは月に10冊ほど本を読む。年間では100冊を超える計算だ。
もちろん自分が興味を持って手にした本ばかりだ。面白そうだ、ためになりそうだ、話題性ある、などと考えて手に取った。
しかし、読んだ本のすべてが自分にとって「いい本」だったかどうかは別である。
ただ以前に比べて本の「はずれ」が減ってきたように思う。
読む前に「これはつまらないな」と感じるセンサーのようなものが働くようになった。その逆で「これは買うべき本だ」というセンサーもある。
そういったセンサーの精度のようなものが上がってきたのかもしれない。まあ、たいした精度ではないが。
書評をみても「これはただ売ろうとしているのだ」とか「これはちゃんと真剣に書いている」といった判断ができるようになってきた。
本を自分の趣味趣向に偏らずにたくさん読んで失敗も多く積んできたからかもしれない。
ネットに関しても同様だ。
毎日のように閲覧していれば、情報の「質」に気づく。
肺がんのコントロール法『末期癌に打ち勝った癌闘病記』初期からの治療・痛み・原因に勝つ
http://ganblog.com/
のように人の弱みにつけこむようなサイトも、ぱっと見て「あやしい!」とわかるようになる。
もちろんネットの場合も本と同様、自分の趣味趣向のみに頼らなければの話であるが。
単純な話、ネット情報もたくさん見れば自分の中で判断材料となり、比較できるようになるということだ。
だから本を読むようにネットも閲覧しつづけようと思う。
きっとわたしが知らない情報たちが、わたしが来るのを今か今かと待っているかもしれない。

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