銀河英雄伝説外伝2 ユリアンのイゼルローン日記
田中芳樹(著)
外伝第2巻は、ヤン・ウェンリーがユリアンに対して語る際の名言が多い気がします。実際の親子ではない2人が親子以上の関係となっている、と言った方がいいのかもしれません。
あと、色男シェーンコップも時々いいセリフを言うんですよね。
「だって、お前、私がなんでもかんでもやってしまったら、お前のやることがなくなるじゃないか。昔から言うだろう、息子が成長したときのために畑の雑草を残しておけって」
ヤン・ウェンリー
「ミンツくんに言っておくが、最高のパイロットは戦死して墓のなかだよ」
イワン・コーネフ
「あせることはないよ、ユリアン、朝食は昼までにすませればいいし、葬式をやるのは死んでからでいい」
ヤン・ウェンリー
「そうさ、ユリアン、考えてごらん。宇宙が広大であることも、人間が卑小であることも、人間の認識があってはじめて成立する命題なんだからね」
ヤン・ウェンリー
先祖を自慢するのは、子孫がだらしないことを証明するだけのことではないか。
ユリアン・ミンツ
“愛国心は、悪党の最後のよりどころ”
「おれはどんなときだって反戦派の味方だよ。理由はただひとつ、反戦派って連中が、国家権力に味方してもらった例は、歴史上にひとつもないからな」
シェーンコップ
「国家、法律、社会制度、コンピューター、そういったものはすべて道具にすぎない。人間がなるべくたがいに迷惑をかけずに生きていくためのね。同時に人間が人間を支配するための手段にもなる。法律やコンピューターが人間を支配することはない。そういった道具の使用法を熟知した少数の人間が、多数の人間を支配する」
「ユリアン、軍隊は道具にすぎない。それも、ないほうがいい道具だ。そのことをおぼえておいて、そのうえでなるべく無害な道具になれるといいね」
ヤン・ウェンリー
「状況をつくるのが戦略で、状況を利用するのが戦術だよ」
ヤン・ウェンリー
「戦略レベルでは奇蹟も偶然もおこりっこない。だから戦略こそ、ほんとうに思考する価値があるんだよ」
ヤン・ウェンリー
「戦争をしなくちゃならない理由は、安全な場所にいる連中が考えてくれるからね。危険な場所にいる人間が戦争をすべきではない理由を考えてもいいじゃないか」
ヤン・ウェンリー
「借金の期日だって延期できるのに、どうして誕生日は延期できないんだ」
ヤン・ウェンリー
「帝国では人民の意志を無視して大貴族どもが悪政をしいているが、同盟では人民にえらばれた政府が悪政をやっている!いったいどちらの国が、たちが悪いんだかわかりゃしない」
ヤン・ウェンリー
「欲望の強い人間は、欲望の弱い人間の心理を、けっして理解できない」
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