人もたぬきも

仕事場に車で向かう途中、たぬきを2回見た。
1匹ずつ、計2回に分けて見たのだが、どちらのたぬきも道路の端でうずくまって動かない。
要するに、死んでいたのだ。

たぬきやイタチが車に轢かれて道端で死んでいるのを、わたしの住む田舎では良く目にする。
今日見た2匹のたぬき達も、車がない時代だったら死ぬこともなかったろうに。
たぬきの生と死も「時の運」だ。
でもやはり、人もたぬきも生まれた時代で生きていくしかない、のだろう。

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