小中学生の頃、毎日牛乳を飲んでいた。
給食に毎回1本ついてきたからだ。
小学生時代の給食についてくる牛乳は瓶タイプだった。雪印だったと思う。瓶の蓋が紙でできていて、瓶の口元は薄い青っぽいビニールで覆われていた。
ビニール部分はすぐに取れるが、紙の蓋はつまむ部分がなく瓶の口に水平にぴったりとついているため、取るのに割と苦労した。
でも一番苦労したのは、中学生時代の給食牛乳を飲む時だ。
わたしのクラスでは、仲の良い友達同士で机をくっつけ、3,4人で対面で給食を食べていた。
いつの頃からか、変な遊びが流行った。
ルールはだいたいこんな感じだ。
何とか笑いをこらえて、お互いに何事もなく牛乳を飲み終えるとほっとした。
この遊びで最悪の結末は、相手のしぐさに笑ってしまい牛乳を吹き出して相手や教室に牛乳をまき散らしてしまうことだ。
牛乳を吹き出させるなどという食べ物を粗末にするような遊びを不愉快に思っていたクラスメイトもいたと思う。
でも楽しかった。


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