国民年金の付加保険料と前納制度のメモ

知識

結論からいうと

国民年金の付加保険料と国民年金の前納割引は自らが事前申請することが必要

日本年金機構から「国民年金加入のお知らせ」が娘宛てに届いた。
その際、気になった点をねんきん加入者ダイヤル(TEL 0570-003-004)に電話して質問した。

付加保険料

国民年金保険料(月額16,980円:2025年3月現在)に付加保険料として毎月400円を上乗せして納めると、将来の老齢基礎年金に付加年金が加算される制度。年金を2年以上受け取れば払った付加保険料は回収できる。

届いた振込用紙には定額の保険料しか印字されておらず、支払い方法はどこにも書いていない。

付加保険料を納めるには

マイナンバーカードを持っているならマイナポータルにログインして年金の項目から付加保険料納付希望の申請ができる。(これが一番楽!)

それ以外では年金事務所か住んでいる地域の役場に行き申請する。

申請後はどうなる?

基本的には申請が完了した月の国民年金保険料から付加保険の納付が可能となる。(申請前の月に遡っての納付はできない)

ただし、すでに届いた定額の国民年金保険料の振込用紙で定額分を振り込む必要がある。

後日、付加保険料のみ(400円)の振込用紙が届くのでそちらを使って納付する。

例えば、申請したのが12月なら12月分から翌年の3月分まで付加保険料分の振込用紙が後日郵送されるということ。次年度翌年4月~1年分の振込用紙に関しては付加保険料を加えた金額の振込用紙に置き換わるということらしい。

基本的には届いた振込用紙を使って定額分は振り込む必要がある。

前納制度

国民年金保険料は6ヵ月分、1年分、2年分の3種類ごとに保険料の割引率が高まる前納制度がある。
ちなみに2年分の前納なら15,290円~16,590円割引(2025年3月現在:後述する納付方法により異なる)となる。

前納制度を利用するには?

国民年金保険料の前納制度を利用するには、付加保険料同様に事前申請が必要だ。
納付には、振込用紙口座振替クレジットカードの3種類が選択できる。
一番割引が高いのは口座振替(2年分で16,590円割引)だ。

振込用紙の場合

年金事務所か役場に問い合わせる。

口座振替の場合

国民年金加入のお知らせに同封されている「国民年金保険料口座振替納付申出書兼還付金振込方法申出書」に前納したい振替方法に〇をつけて返信用封筒で送る。

一応マイナポータルからも申請ができる。
ただし事前にマイナポータルからねんきんネットとの連携をすませておく必要がある。(日数が掛かる)連携完了後に口座振替の申請となるが、大手の金融機関での登録はできない模様。(三菱UFJは駄目ですと言われた)

2カ月ほど余裕をもって手続きする必要がある
例えば次の4月から2年間前納したいと思っても、2月末までに申請しないと4月から適用されない可能性がある。(4月から2年間の前納申請は、2月末必着と書いてあった)

クレジットカードの場合

以下のサイトから申請書をダウンロード&印刷して記述する必要がある。

https://www.nenkin.go.jp/shinsei/kokunen/nofu/creditcard.html

申請書は返信用封筒で送る。

クレジットカードの前納申請は、口座振替による前納申請よりも申請に時間が掛かると言われた。

余裕をもって申請する必要あり!

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