1974年と1975年に連続企業爆破事件で指名手配されていた桐島聡と名乗る人物が入院先の病院で死亡した。
この人物が桐島聡本人であれば、49年間逃亡していたことになる。
人を殺して49年間逃亡していた人ということだ。
本人が偽っていた「内田洋」という名前を訂正して「自分は桐島聡だ」とあえて伝えたのは、末期の癌でこの先もう長くないと悟ったからか。
桐島聡を名乗ってから4日後、この人物は亡くなった。
もし、桐島聡本人であったなら50年近くの半世紀をこの人はどういう気持ちで生きていたのだろう。
どんな人間も、最期は人に戻るということか。
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