冒険好きな方は絶対挑戦したくなる梯子を紹介します。
高いところが苦手な方は絶対無理!な籠岩(かごいわ)と呼ばれる場所です。
わたしは妻と二人で行きました。
決して一人では行かないでください。危険です。(でもワクワクします!)
籠岩とは?
常陸大宮市のサイトから引用 – https://www.city.hitachiomiya.lg.jp/page/page002910.html
湯沢峡にそびえる岩壁は集塊岩が長年の風雨によってえぐられ、ちょうど籠の目のように見えるところからその名が付けられました。
アクセス
籠岩は茨城県常陸大宮市にあります。
ちなみにこの地図通りにいけばたどり着けるとは思わないでください。
なぜなら途中不安になるような道のりだからです。心の葛藤があることでしょう。
「この道でいいのかなあ?」という所から冒険は始まっています。
基本的には温泉「三太の湯」(⇒こちら)の看板を目指していけば途中まではいきつきます。最後は籠岩の看板を目指して対向車が来たらすれ違えない道を突き進めば行き止まりになります。
行き止まり、それが駐車場です!(笑)
わたしは何度も軽トラで来れば良かったと思いました。対向車が来たらすれ違えない上に道路の左右の側溝に蓋がなくタイヤを落としたら一巻の終わりという状況が続くからです。
もしここが人気スポットになったら車が立ち往生すると思います。確実に!
駐車場(要するに行き止まり)
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トイレはここで済ませよう!
籠岩の駐車場に辿り着く手前、展望台観光トイレがあります。
登る前に用を足すならここがいいでしょう。(というかここしかない)
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駐車場から歩いて15分の冒険
実は駐車場までが本筋だったのではないか?というそっけなさで山道を15分も歩けば籠岩に到着します。
入口の看板。
ハイキングコースにもなっているようです。
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入口の看板にはしっかりした杖が2本立てかけてありました。
妻は1本使わせて頂きました。わたしはカッコつけて杖なしで進みました。(が、後で後悔しました)
途中の道は人1人がやっと通れるほどの幅です。
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籠岩ならぬ籠のような木をみることが出来ました。自然の驚異に目を見張る場面が多し。
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道が細くて不安になりますが、ちゃんと看板の「籠岩」を目指して進めば大丈夫です。
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歩いているとすぐに赤い橋があります。
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赤い橋を渡ってしばらく歩くと展望台が見えてきます。
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展望台の先に赤い柵があるのでその先まで行ってみます。
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眺めは絶景です。
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オーストラリアのスリー・シスターズみたいな岩も見えます。
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景色を堪能したら先ほどの赤い柵を背にして左手の細い道を進みましょう。(本当にこの道なの?という狭い道でした)
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とにかくどんぐりが沢山落ちています。
どんぐり山と呼んでも差し支えないでしょう。一歩ごとにどんぐりを踏みしめる感じです。
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細い道を崖から落ちそうになりながら(誇張じゃないです)進んでいきます。
鎖の手すりが所々にありますが、確実に握るようになると思います。あと杖も!
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梯子が立てかけてある岩が見えたら籠岩はもうすぐです。
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見上げると今にも崩れそうな岩壁。ほぼ垂直に見える梯子。
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梯子を目の前にすると少しひるむと思います。冒険はこうあるべきです。
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重要!
わたしと妻は同時に梯子を上ったのですが、一人ずつ梯子を上るべきだと思いました。
なぜなら岩穴の中を梯子が通っているからです。途中、梯子と岩壁の幅が狭い場所があり、しょっていたリュックが岩壁に当たって下に崩れた石が落ちていきました。崩れた石が下から登ってくる人に落ちたらちょっとしゃれにならないと思いました。
ここが途中棄権だと思った箇所。
上ってきた梯子から別の梯子に移る箇所があるのですが、岩壁と梯子との幅が狭くリュックをしょっていると岩をこすって当たります。ミッションインポッシブルを想像してしまいました。
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ただ登りきると自然の驚異が広がっています。
達成感が半端ないです。(開始から15分しか経ってないけど)
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なんでこんな形になったのか。自然は不思議です。
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籠岩には所々に石地蔵があります。
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よく見ると石地蔵の頭がただの石だったりします。(落石の影響?)
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天気が良かったので最高の景色が楽しめました。
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梯子を登り切った所からの眺めも達成感があるだけに格別。
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この場所で震度5などの地震があったらさぞ怖いでしょう。
だって見上げるとこんなですよ!
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余裕があればハイキングも
籠岩だけでは物足りない方はハイキングコースも少し歩いてい見ると色々と発見があります。
このような通りにくい通路もあり。(よく手すりを設置しましたね)
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籠岩というだけあって、人が雨宿りできそうな大きな穴も。(ここにも地蔵が!)
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危険すぎてこの先の不動滝は行きませんでした。
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あまりにあっさり籠岩を探検できたので、少しハイキングコースを歩きました。
道をふさぐように大木が倒れていたり。
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木の根っこが階段の役割をしていたりと、歩いて発見が多い場所です。
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30分ほどしか歩いていませんが、休憩して引き返しました。
冒険は辞め時が肝心。(というか最初の梯子でかなりやられました!)
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休憩した所の木の枝に何か文字が彫ってありました。
中口岩山と読めます。(ここが中腹?)
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ハイキングコースは、色々と寄り道して冒険したくなる所です。
落ちたら助からないだろうなあ、という場所がここかしこにあります。
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太さが木の幹くらいある蔓(つる)も見どころの一つです。
ヘタのついた変なキノコも落ちていました。
ごつごつした岩壁が多いので写真のようなゴム手袋していくといいです。
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無事帰還。入口看板まで戻りました。
杖が1本増えて3本。途中でわたしが拾って杖として使った落ちていた枝です。杖必須!
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登ったあとに気づいたんですが、駐車場付近の木に大子警察署より注意喚起のポスターがありました。
籠岩での遭難事故が多いようです。
どの道を進んでいいのか迷う箇所が多く遭難の危険は十分にあると思いました。
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あなどれない展望台観光トイレ
帰りに立ち寄って嬉しかった場所も紹介しておきます。
籠岩の駐車場に着く手前にあった展望台観光トイレです。
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実は籠岩の展望台よりこちらの展望台からの眺めの方が良かったです。(笑)
しかもこちらはトイレの駐車場に止めて、道路の向かいにある看板の先を進めばすぐに景色が望めます。
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階段を登ればすぐに展望スポットです。
人もいないのである意味おすすめです。
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妻と話して「こっちの方がいい景色じゃん」といったオチでした。
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晴れた日はここでお弁当を広げてもいいです。
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籠岩の梯子を上ったときの様子【動画】
わたしが決死の覚悟でスマホ片手に撮った籠岩の梯子を上ったときの様子です。
良い子はスマホは持たずに上りましょう!
梯子を上った後に見上げた空も流れる雲が綺麗でした。
以上、15分の冒険登山:茨城常陸大宮市の籠岩(かごいわ)という岩山でした。
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