自立する子供たち

2014-10-04 at 09.47.00
【2014年10月4日 茨城空港】

子供の教育にお金をかけ、良質な教育を受けさせてあげることこそ大事だと多くの親は考えているに違いない。
親が望むいい学校、いい大学に通わせる。本人がやりたいと言ったわけでもないのに子供にピアノを習わせたり、外国語を学ばせたりしているのは、その典型だ。

わたしも子を持つ親なので、そいいう気持ちも多々ある。
我が子が、自分よりはできる人になっていい人生を歩んで欲しいと考えてしまうことが。

最近、子どもがわたしの言うことを聞かなくなった。
腹ただしく感じると同時にそれこそが自立の一歩だと考えなければならぬ、とふと思った。
教育の目的、勉強の目的は、身を立てることにある。

自分の意見を言うようになった子に対して親は謙虚であるべきなのだろう。
まだ生きているのに、自分の夢を子に託してどうする。

自分の夢を我が子に託すのはさみしいことだし、つまらない。
親なら自立する子供には感謝して、せっせと自分の人生を生きていく、という道もある。

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