漢字のカッコよさ

日本人として生まれて、良かったと思うことがあります。
日本語とりわけ漢字を読めることが「カッコイイ」ことです。


英語やアラビア語などは、アルファベットやアラビア文字を組み合わせて言葉を作りますが、読み方はつづりをみれば大体は理解できます。
日本語だと漢字同士を組み合わせたりして言葉を作りますが、漢字は読み方が一定ではないので、文字を見ただけでは、なんて読むのかわかりません。
前後の漢字やひらがなとの関係で読み方が変わるからです。
読み方も「志」であれば、「こころざし」と読みますが、「志願」なら、「志」の部分は、「し」と読むことになります。
同じ文字なのに読み方が変わり、意味が変わる。
カッコイイです。
何が「カッコイイ」のかというと、漢字をひと目見ただけで、瞬間的にその意味を理解できるところが、かっこいいのです。
そのことを、日本人であるわたしを含め、小学生でさえ出来てしまうことが凄いと思います。
漢字は中国から頂いたものなので、中国という国は、日本からすれば先生みたいなものです。
孔子の言葉などは、一生ものの言葉だと思います。
「義を見てせざるは、勇無きなり」
などは、漫画のNARUTOの登場する「カカシ先生」も使っていました。
漢字の一文字一文字に中国から伝わる歴史を感じることができる日本人は、恵まれていると言えるし、もっと日本語に誇りを持っていいと思います。

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