本の感想:アポロ宇宙飛行士が撮ったUFO

読んだ本

アポロ宇宙飛行士が撮ったUFO ~異星文明との遭遇~
コンノケンイチ(解説)

本書の写真は全てNASA提供となっている。
タイトルからしてUFO好きな人(=わたし)には魅力的な本だ。

UFO写真は多くはなく、写真に対するコンノケンイチ氏の解説文が大半である。
文章がどうもUFOや宇宙人は存在する一辺倒なところが気に掛かるがUFOや宇宙人の存在自体にはわたしも興味をひかれるのでよしとする。

ただ残念なことに冒頭で紹介されているアポロ16号の宇宙飛行士が撮ったUFO映像の写真は、現在ではアポロの機体の一部だったことが分かっている。(→記事:【特集】エイリアン?それとも…? 宇宙の「謎」写真集

最近では、米軍のこんな記事も。

米軍目撃の飛行物体、宇宙人の証拠なし 米機関が報告書:朝日新聞デジタル
米紙ニューヨーク・タイムズは3日、「未確認飛行物体(UFO)ではないか」と話題になった米軍による謎の飛行物体の目撃情報について、米情報機関の調査で宇宙人の乗り物であるという証拠は得られなかったと報じ…

まあ、1994年出版の本だからしょうがないか、と考えて読んでいたら最後にUFO写真のスライド・フィルム限定100セットを頒布!などと宣伝広告があり、定価をみると96000円となっていた。

現代なら画像はダウンロードだろうが、この頃はスライドなんだあ、などとのんきに構えてはいられない。怪しいでしょ。この本。
せっかく面白いUFO本だと思ったのだが、こんな風ではUFOを信じる奴は馬鹿だといわれてもしょうがあるまい。

まあ、何はともあれ宇宙人やUFOなどの類は生まれた時から信じているんだけれども。

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