【写真/2013年6月9日午後3時44分45秒 シリダルマン at 茨城県近代美術館】
久しぶりに朝7時半まで寝ていた。
ふだんは早くて朝の5時、遅くとも6時半には起きるわたしとしては寝坊したことになる。
この時期は草刈りの季節だ。今伸びなくていつ伸びるというくらいに草木の伸びはもの凄い。自然はきちんとチャンスを知っている。
午前中は墓場の近くにある栗林の草刈りをした。この栗林を通って墓参りにいく人がいるので、この時期に2度ほど刈る。
休みながら1時間半は掛かった。
午後、家族で美術館に行った。
「ワカラナイノススメ」という企画展だった。
絵画や彫刻のわきにいつもなら作品名や作者の略歴などが書かれたプレートが置いてあるものだが、今日見た企画展では、そのプレートが隠されている。作品を鑑賞する前に余計な知識を与えないための工夫らしい。よい考えだと思った。わたしとしては、ふだんもこのように作品だけの展示で十分な気がする。絵画や彫刻などは、ただ見ればいいと思うからだ。
ある絵の前で立ち止まった。
しばらく見ていたと思う。一周してまた同じ絵の前で立ち止まった。気になる部分があるのかないのか。
帰り道、ふと思い浮かんだ。
自由に生きたい、自由に生きたいとわたしはいつも考えてきた。
それは。つまり。自然に生きることなのだと今日気がついた。
コメント