他の国ではこういうことをするのだろうか?と時々考える。
最近考えたのは「前にならえ!」だ。
日本の小学校では、前後に整列するとき「前にならえ!」の号令とともに一斉に両手を目いっぱい地面と平行するようにして前につきだす。
ちなみに一番前にいる人は前にならう対象がいないため、ウルトラマンの立っているときの様な恰好となる。
わたしが小学生時代この「前にならえ!」は、かなり頻繁にやらされた記憶がある。(やらされた、という表現が前にならえ!にはふさわしいと感じる。自分から前にならっている奴は一人もいなかったように思う)
ところで、この前にならえ!にはコンパクトバージョンがあり、その名も
「小さく前にならえ!」
である。(そのままじゃないか!)
小さく前にならえ!は少し整列をコンパクトにしたい場合や、集合場所が狭いときなどに非常に稀に使われた。
先生が「小さく前にならえ!」と号令をかけた時、わたしはいつも心の中で「汽車、汽車、しゅっぽ、しゅっぽ、しゅっぽっぽ♪」という声がこだました。
小さく前にならえ!は絶対に他の国にはないパフォーマンスだと思う。
小さな国、日本ならではのパフォーマンスではないだろうか。
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