図やグラフが多い本は読みにくい

知識

棒グラフ折れ線グラフが見やすいと思っている人は、どれくらいいるのだろうか?
表計算ソフトのエクセルでも、セルに入力したデータをグラフとして描画できるが、グラフのある資料は大概見にくい。

資料にグラフを添えれば、賢く見えると勘違いしているのではないだろうか?
100人や1000人くらいのアンケートを、さも社会の大多数の意見のように図やグラフ化している本も多い。特に新書などではよく見掛ける。

図やグラフを多用している本は読みにくい。
更に言うならつまらない内容のものが多い。

わたしは本を購入するときの前提として

  • タイトルを気になって手に取ったらまずはパラパラとめくってみる
  • 図やグラフが多い場合は買うのを辞める

という結論に達した。

わたしのような凡人だと文章を読んでいる最中にグラフがあらわれたりすると、それまで読んでいた内容が頭からすっとんでしまったりする。
本に挿入されている図やグラフの中には、文章の向きに対して図が90度傾いて印刷されていたりするので、余計に神経がそがれる。

たぶん図やグラフを登場させる理由は、文章に説得力を持たせるためだろうと容易に推測できる。
しかし、図やグラフが多い本の中には、それら図やグラフの説明やどのようにしてこれらの情報を導き出したかの解説に多くのページを割いてしまい結果著者の考察が少なかったり、文章自体のテンポが悪くなっている。結果「つまらない」という感想に行き着いてしまう。

グラフなどは、ゲームキャラのパラメタ設定くらいにとどめておけば問題ない。

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