人を欺くには横文字(カタカナ文字)を使う

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ここ日本では、人を欺きたい場合、横文字を使うことが推奨されている。

大御所のディズニーランドはとても良い例だ。

ゲスト
キャストアルバイト
すでにアルバイト(短時間労働者)が横文字だ!

ただの清掃員をキャストと呼ぶだけで格好よく聞こえるから不思議だ。

求人広告は特に欺き方が凄い。

クリーンスタッフ清掃員
アグリビジネス農業
シニアの方が活躍中!老人が沢山働いています!
調理スタッフ、介護スタッフ…

〇〇員というところを〇〇スタッフと呼び変えるようになったのはいつ頃からだろうか。

政治家は輪をかけて凄い。

レガシー遺産
ダイバーシティ多様性
エビデンス裏付け
デジタルトランスフォーメーションデジタル化により社会や生活の形・スタイルが変わること

わたしは前々からレガシーという言葉は「遺産」でいいじゃん、と思っている。

求人広告にしろ、政治家にしろ本題からそらすために横文字を使っている。
つまり、本当のことを言いたくないときは横文字を多用すればいいということが分かる。

そこで職場や恋人同士においても、本当のことを言いたくないときは、横文字で攻めるべきだろう。

職場にて

(部長)山田君、プロジェクトの進捗はどうかな?

(山田)ああ、部長。今ちょっとリソースが足りなくて。リスケできませんか?

(部長)大事なプロジェクトなんだから、きちんとコミットメントしてくれなくては困るよ。

(山田)部長、分かりました。ベストプラクティスを探します!

恋人同士

(女)あなたにとって、あの娘と私、どっちがプライオリティ高いの?

(男)えっ?今日呼び出したのはそんなアジェンダだったのかい。

(女)先週の日曜日、彼女と会ったでしょ!このことはフィックス事項だから。

(男)お互いファクトに基づいて話さないか?

(女)一度私あなたにリマインドしたわよね。

(男)わかったよ。ふたりで、ベストプラクティスシェアしよう。

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