この夏、実家は祖母の新盆だった。
お盆の最中は、ぽつりぽつりと線香をあげにきてくれる人がいる。
たまたま、大人が買い物に出かけてしまい小学生の子供たち3人が留守番をしている時間帯があった。
そんなときに来客があったらしい。
【写真/2013年8月15日 留守番していた最中にお盆の来客がきたときの小学生のメモ=744】
2日前、子供たちに実践させておいた。来客が会ったときのお茶だしや香典のお返し、お見送リ…などなど。
大人たちの見ている前ではそれなりにこなしていた。むしろお茶だしなどは、誰が出すか?というところで喧嘩にも発展していたようだ。
大人たちのいない今日はまさに実践の場だ。
買い物から帰ると、机の上にはメモ書きが一枚。
子どもたちはいつもどおり、遊んでいる。
わたしが、「誰か来たのか?」と聞くと、「うん」とそっけない返事。
つきつめて聞くと、来た人にお茶をだし、香典のお返しを渡してメモまで残してくれたらしい。
人はいつの間にか成長している。
いつの間にか成長するから、褒めるタイミングを逸してしまう。
わたしは、子どもたちに対していつもは叱ってばかりだ。
こういうときこそ褒めなければいけないなあ、と思った。
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