人種差別と新型コロナ

アイキャッチ未登録画像 そういう気持ち

人種差別は2020年の現在も健在だ。
自分とは異なる肌の色や顔つきと対面した時に感じる違和感は日本人なら多くの人が持っている。それは《ガイジン》という言葉にも表れている。

ここ最近日本でも、異国から来た人がコンビニで働いていたり、農作業に従事していたりする。少しは《ガイジン》に慣れたかと思いきや、わたしはいまだにエレベータなどで《ガイジン》と乗り合わせたりすれば、「おっ」となる。この「おっ」は、警戒心からくる「おっ」だ。もちろんヤクザ風の強面の人が前から歩いてきても同じく警戒心をいだくのだが。残念ながら《ガイジン》に対してわたしは、無条件に人種差別しているようだ

新型コロナの影響で、アメリカでは日本人経営のレストランが投石を受けたりしている。これもやはり人種差別だろう。国と国という単位ではいまだに人種差別問題が根を下ろしている。
最近、もっと狭い範囲の人種差別を見つけた。現在、東京で新型コロナ感染者が増加傾向にある。この事実を知った後、わたしは県外、それも東京近郊の自動車ナンバーを見ると警戒している自分に気づいたのだ。

よそ者》や《村八分》なる言葉は当の昔に日本から姿を消したものと思っていた。ところがどっこい、わたしたちの心根は江戸時代とさして変わらないようだ。心の中はちっともグローバルなんかじゃないようだ。

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