一流選手が心がけることは、簡単で、誰でもできそうだ。だができない。

壁2 wall2
【写真/2011年7月20日 フリークライミングに挑戦する】

以前読んだコラムにこんなものがあった。
大リーグで活躍しているイチロー選手についてだ。

よき「流れ」を作る為に一流選手が心がける事として、毎日の準備を万全に行うということが挙げられます。
心を惑わせないように、いつも通りに同じ時刻に球場に入り、同じ準備体操をし、同じ練習をきっちりとこなしていきます。
行うことの一つ一つは、誰もが出来る当たり前のことですが、この当たり前のことを毎日毎日淡々と、そして心を込めて繰り返すことが出来る選手であってこそ、自分で今日一日のよい「流れ」を作る事が可能になります。


わたしは、一流の選手にはなれそうにない。
どちらかと言うと、「どうしよう。どうしよう」と焦るばかりで、時間が過ぎていくばかりである。
よい「流れ」を自分で作る方法について述べているが、内容は、ごくありふれたことを言っているにすぎない。
誰もがすぐにでも実践できることなのだけれど、続けていくことが難しいのだと思う。
そのコラムにはこうも書いてあった。

一方で、二流で終わる選手は、この当たり前のことに毎日心を込めることができないのです。

「心を込める」という部分がポイントかもしれない。
掃除にしても、食事の支度にしても毎日行っていることは、それだけで素晴らしいが、果たして「心を込めて」行っているかどうか。
「しょうがなく」行っているのがわたしを含めたほとんどの凡夫であろう。
何もせずに手を拱(こまね)いていると負の方向に流される。
悪い「流れ」も良い「流れ」も自分次第ということか。
わたしは、結果として一生涯、二流、三流かもしれない。
しかし、何か一つでもいいから、一流を目指していきたい。

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