デロンギオイルヒーターのタイマー修理方法

ハウツー
修理対象

デロンギオイルヒーターのアナログ式タイマースイッチが入りにくいもの

わが家のデロンギオイルヒーターは、2002年に購入したもの(型番:H290912TEC)で、写真のような24時間オンオフタイマーがついている型だ。

購入して5年後くらいにタイマー部分が故障したときはは、4000円くらいでメーカー修理できたのだが、先日家電量販店に持っていったらメーカーでも修理不可能と言われてしまった。じゃあ同じような製品を購入しようかと考えたのだが、2018年現在、デロンギ社からこのアナログチックな24時間オンオフタイマー式は消滅してしまっていた。

この24時間式タイマーは15分刻みになっているツメを押し込むことでスイッチが入る仕組みだ。
一度セットしてしまえば一冬(というか一生)そのままの設定で使えるためすごく便利だ。アナログ式は、デジタル式と違って全体(一日のどの時間帯でオンオフするか)が見えるという部分がいい。

以下の記事は、デロンギヒーターのタイマー部分がうまく動作しなくなってしまった人を対象に書いた。
修理というほどではないが、この24時間式タイマー製品を長く使いたい人は見てください。
結論から言うとメーカー修理に出すほどでもなく、家電量販店はおろか個人で十分対処できます。

修理方法

まずは、わが家のデロンギヒーターです。
下に写っている工具は今回使ったプラスドライバー(大き目のやつ)マイクロドライバー(マイナスタイプ)です。
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キャスターのネジをまずは外します。
わが家のネジは手で外せるタイプでした。(ネジのタイプは写真以外もあると思います)
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キャスターを外した状態。(シンプルな作りです)
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タイマーを覆っている外枠は、上部の大きなネジを外すと取り出すことが出来ます。
プラスドライバーの出番です。
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けっこうなゴミがついていました。
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この際だから掃除しておきます。
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タイマー部分を外すには、金属プレートの2つのネジを外します。
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クリーム色のプラスチックのツメがタイマーの両側を押さえています。
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片方ずつ手でゆっくりと外側に引っ張って外します。
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タイマーを外した状態です。
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グレーの樹脂製の部分がスイッチとなっていました。
奥に押し込むとスイッチが入ります。タイマーがオンになっている場合このグレーの部分が押し込まれる仕組みなのですが、長年使うとすり減ってしまうようです。小さなマイナスドライバー用のネジ穴が見えます。
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この小さなマイナスネジをこんな感じのマイクロドライバー(マイナス)で回してみます。
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わが家のデロンギヒーターの場合、2,3回まわしただけでスイッチが入るようになりました。
もしこのネジを回してもスイッチが入らない場合は、グレーの樹脂部品に細工するしかなさそうです。
わが家はとりあえすこれであと何年かは大丈夫そうです。
昔のアナログ製品は、個人でも修理出来るのが良いところですよね。

ちなみに温度調整用の数字部分がありますよね。こんなやつ。
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これをまわしていくと...こうなります。
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そして最後にこうなります。
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この最後の●記号なんですが、オフになるようです。知ってました?!
すいません。わたしは16年も使ってきて今回初めて気づきました。(タイマーの確認をしている最中に気づきました)
色々とやってみるものですね。

ところで今回感じた事ですが、ドライバー2本あれば直せるようなことを「不可能です」というメーカーや家電量販店は、製品を長く大事に使ってくれる人に対して冷たいのだと思いました。

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後日談

第1回のタイマー修理(2018年6月)をしてから約4年半後(2023年1月)またタイマースイッチが入りにくくなった。

本記事の修理を再度実行してまた復活した。
が、しかし…

その1週間後、電源が入らなくなり寿命と判断しました。詳細は以下にあります。

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