けむりの中にみえたもの

学校で薫製を作った。
先週も学生と薫製を作ったのだが、今週は変な物が多かった。


朝礼終了後に食材をもって集合。
段ボールで作った2台の薫製ボックスにそれぞれ持ってきた食材を並べた。
玉子 (塩水に一晩つけたもの)これは私。
韓国のり これも私。
たくわん 学生が持参。
ちくわ、薄切りハム、裂けるチーズ これら学生。
誰かが、みかんもうまいって聞きましたよ、というので、私が昼食用に持ってきたみかんも急遽追加。
4時間ほど、スモーク。
結果。
美味しい順
1位 玉子(妥当です)
2位 みかん(これは以外)
マズイ順
1位 韓国のり(そこまでまずいとは思わなかった)
2位 たくわん(これはわかる)
特に玉子は全員口を揃えて「おいし〜い」となった。
みかんは以外だったが、外はかちかちにかたくなって中はジューシーなところが食感として不思議な感じ。
味は甘さが濃くなっていた。少しお酒のような味になっていた。
で、マズイ順1位に輝いた韓国のりに関しては、
ほぼ全員が、口にした瞬間咳き込むか、無口になった。
コメントは、
「ゴミの味がする」(というかゴミって食べたことあるのか?)
「これは韓国じゃない」(たしかに国ではない)
最初にマズそうな順から食べたので、最後は玉子で美味しく終えることが出来た。
終始全員笑顔が絶えず、こうした食べ物を作る授業というのは楽しかった。
たぶん自分たちが作ったものって、美味しくてもマズくても何かにつけ皆で共有できることが楽しいのだなぁ。

例えば、家族全員で餃子など一緒に作る。
作る最中も食べている時も楽しんでいる気がする。
友達や家族で高級な料理を外食をしたりするのはぜいたくのひとつだと思う。
しかし、みんなで一緒に料理を作って食べる、というのは、実はもっとぜいたくなことなのかもしれない。

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