「54字の物語」は新しい俳句かもしれない

好きなもの

作文の原稿用紙みたいなところに54字という制約で物語を紡ぐ「54字の物語」が数年前からTwitterをはじめ話題になっている。わたしも何度か目にしたことはあったが、これまで自分で54字の物語を作ったことが無かった。

たまたまコンテンツ作成の授業の一環で学生に54字の物語を作らせてみたら、皆工夫して面白いものを書いてくる。自分でもやってみたら結構楽しい。例えば、1文字足りないとどこに句読点をつけようか、あるいは言い回し変えようかと腐心する。字数がオーバーしたらしたで、文章に余分なところは無いか再検討する。ただの短い作文を考えているだけなのだが、制約がある分、どこかパズルみたいで、時間があっと言う間に過ぎる

思えば日本人は、こうした制約のある短い文が好きだ。
五七五の俳句や川柳よろしく、54字の物語もジャンルとして定着しつつあるようだ。

気軽に54字の物語を書いて9×6のマス目調の画像作成もできる「54字の物語ジェネレーター」はぜひとも一度使ってみることをおすすめする。
他人の優れた作品を読むのも楽しいが、作るともっと楽しいから。

https://ujiqn.github.io/54-novel/

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