食べ物はなぜ食べられるか?

「食べ物はどうして食べられるの?」

先日5歳の子供に質問されました。


こういった根本的な質問は、小さい子のなせる技です。
一瞬、「はて。なぜだろうな。」と考え込んでしまいました。
食べ物なんだから、食べられるのは当たり前です。
でも、それがなぜかを問われたら。
う〜ん。困ってしまいました。
しばらく考えた後、「あっ。これだ!」と思いました。
以下、わたしの考えたことです。

食べ物は全部食卓に上がる前は、生きていたんだ。
この焼いた魚も海で泳いでいたし、お米も田んぼに植えられていた。
大根は土の中に根を下ろしていた。ソーセージは豚さんからできている。
みんな生きていたんだよ。
生きていたから食べられるんだ。

まあ、稀に生き物の中には毒をもっていて食べられないものもあります。
しかし、食べられる事の基本は生き物だからじゃないでしょうか。
要するに生き物の命を奪うことで、わたしの命は成り立っていた訳です。
わたしは生まれてから、どれだけの生き物の命を奪ってきたんだろうか、と考えました。
そう考えると、命を奪う事はとても「もったいない」ことのように感じます。

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