開かないブラックボックス

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そういう気持ち

はじめてブラックボックスというという言葉を耳にしたのは、確か日航機墜落事故(1982年日本航空350便墜落事故)のニュースを見た時だったと記憶している。

日本航空350便墜落事故 - Wikipedia

航空機には、ブラックボックスというものが搭載されていて、ブラックボックス内には、フライトレコーダーやボイスレコーダーが入っていて事故直前までの音声なども記憶されているようになっている。
この事故で、ボイスレコーダーに記録されていた「機長、やめてください!」の言葉は当時の流行語にもなっていた。
事故直前までの記録が、飛行機が墜落しても壊れないブラックボックスに保存されていたことに、当時のわたしはかなり驚いたものだ。
どちらかと言うと悪いイメージを持って、「ブラックボックス」という言葉はわたしの中に取り込まれた。

ブラックボックスとは? 意味や使い方 - コトバンク
デジタル大辞泉 - ブラックボックスの用語解説 - 1 機能は知られているが、内部構造が不明の装置やシステム。電子回路などで、内部構造を問題にせずに入力と出力、原因と結果だけを扱う場合の、その過程や回路・装置。⇔ホワイトボックス。2 転じて、処理過程が部外者には不明な仕組みや機構...

ブラックボックスには別の意味もあり、コンピュータや社会の状態などを指し「中身が見えなくなっていること」を指すときにも使われる。最近はむしろこちらの意味合いが強い。

一個人では把握できない事柄や事態に対して、「ブラックボックス化する社会」とか「AIはブラックボックス」などと用いられたりする。

でも一番ブラックボックス化しているのは人間なんだろうなあ、と感じる。
飛行機のブラックボックスは事故後に開けられる。他人の持つブラックボックスは死んでも開けられない。
わたしは自分がよく分からない。
きっと、自ら開けられないブラックボックスを持って生きているからだと思う。

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