精神力は、どこにある

2013年日本シリーズ。楽天対巨人の試合は、見る者をハラハラさせた。
プレイしている選手も見ているわれわれも精神的にきつい場面が多かったように思う。

0対0のままノーアウト1塁3塁とか、9回に同点に追いつかれて延長戦にもつれ込む試合展開などは、試合としてはハラハラして面白い。しかし、プレイしている選手は相当な精神力が要求されたんじゃないだろうか。誰が見ても巨人打線の方が怖い。どこから一発が飛び出すか分からない。わたしは、楽天のピッチャー則本選手や田中選手がピンチの場面でも顔色一つ変えずに打者に向かっていく投球を見て、人一倍の精神力の強さを感じた。
よく高校野球などで、ピッチャーが「味方の野手を信じて投げました」という言動を耳にする。
仲間を信じるというのは、素晴らしい気持ちだ。でも本当のところは、仲間よりも「まずは自分を信じて事に当たる」というのが本心なのではないか。自分を信じるということは、その場面において自分に自信を持つことに他ならない。

精神力の強さは、自分を信じて行動することにある。

一度や二度ならわたしも「自分を信じて行動する」ことを実践してきたかもしれない。
ただし、常に「自分を信じて行動する」ことを実践しているか、と問われると否だ。

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