父からの夕食

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9月21日。
長野は、日差しこそ夏を感じることもありますが、空気はどこか爽やかで、これから来る秋を感じさせてくれます。わたしは今、父と実家にいます。

2013-09-21 at 18.59.09
【写真/2013年9月21日 父が作った「鯛の荒と大根の煮物」】

母がいなくなって、病気療養中の父が一人になりました。父も精神的にも辛いだろうと思って、わたしは実家に時おり帰るようにしています。わたしの想像はいい意味で裏切られています。
これまで、家事などほとんど母まかせだった父です。
食事の用意、皿洗い、洗濯、畑の種まき。
今までほとんどしていなかったことを父はしています。
ふつうの人の生活を考えると極めて当たり前の事なのですが、わたしは今までの父を見ているだけに不思議な気持ちになります。宇宙人を見ているような気持ちです。
今まで口先で母に指示ばかりして、自分では何もしてこなかったことを父は反省しているようです。
父は父なりに、母が今までしてきたことをこなすことで反省をしているのかもしれません。
今日は父が夕食のおかずを作ってくれました。鯛の荒と大根の煮物です。
美味しくいただくことができました。
わたしが父の世話をしにいったつもりだったのに、変な話ですね。

夕食の後、今までもそうだったかのように父は食器を片付け始めました。
以前の父は、母が食器の後片付けをしている間、寝転んでテレビを見ていました。
洗い物をしている父をちょっとのぞくと、鍋を金属タワシで丁寧に磨いていました。
またしても宇宙人を見てしまいました。

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