機械を越えて行け

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個人的に憧れている仕事として新聞配達人の仕事がある。
我が家には毎朝5時から5時半くらいの間に新聞が配達される。わたしは新聞を読む事が毎朝の楽しみなので、新聞配達のバイク音が遠くから聞こえてくると嬉しくなってくる。誰もがわたしのように新聞を心待ちにしている訳ではないと思うが、待っている人に何かを届けるというのは、素敵な仕事だと思う。
毎日同じ家に新聞を届ける、というのは一見単調な仕事のように見えるが、そこには使命感が必要だ。毎朝何事もなく仕事を終えれば、それが最高の達成感となる。

10年後には、今ある仕事の多くがAI技術に取って代わると言われている。
運送・配達などの仕事は、その筆頭だろう。新聞配達も何年かするとドローンが玄関まで運んでいたりするかもしれない。ただ、仕事を奪われてしまった人たちの仕事に対する使命感や達成感はどうなってしまうのか。そう考えて、「ああ、これまでも多くの仕事で使命感を持った人たちの仕事が奪われてきたのだ」と思った。

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