児童書のおすすめ本60選

機械の身体がただで手に入る星

機械の身体がただで手に入る星

その星では、機械の身体がただで手に入るという。
わたしの好きな『銀河鉄道999』は、主人公の鉄郎が永遠の命が手に入るという星へメーテルという美しい女性と旅をする物語だ。(ちなみにわたしは車掌さんが好きだ)
最終的に主人公の哲郎は、生身の身体で自らの生を全うすることに決める。
わたしの記憶が正しければ「機械の身体がただで手に入るよ」と言ううたい文句で人間たちを誘う黒幕の正体は、意思を持った星だった気がする。永遠の命である機械の身体の真実は、人間の命を奪ってその星の一部と化すことだったような。
星の一部として永遠に生きられる代わりに人間としての自由を奪われる、そんな話だった。『銀河鉄道999』の鉄郎は、旅の途中で気づいたから良かったが、気づかない人たちも沢山存在していたわけで、わたしはその気づかなかった人たちの一人かもしれないと時々考えてしまう。

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